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立運の出し方

大運(10年運)が「何歳から動き出すか」を求める

立運(りつうん)って何?

大運は10年ごとに移り変わる運の流れでしたね。では、その大運は何歳から動き出すのでしょうか? 生まれてから大運が動き出すまでの年数のことを「立運(りつうん)」と呼びます。「起運(きうん)」ともいいます。

POINT
立運=大運(10年運)が動き出すスタートの年齢

たとえば立運が「8年6ヶ月」なら、その人は8歳6ヶ月ごろから最初の大運が始まり、そこから10年ごとに運の季節が変わっていく、という読み方になります。

立運が来る前は?(第一運=月柱)

生まれてから立運を迎えるまでの期間は、月柱(げっちゅう)の干支がそのまま最初の運を受け持ちます。これを第一運と呼びます。大運は必ず0歳=月柱から始まります。

つまり大運の並びは、こうなります。

0歳〜立運まで
月柱
第一運
立運から10年
次の干支
2番目の大運
その次の10年
次の干支
3番目の大運
…
…
以降10年ごと

立運の出し方(3ステップ)

立運は、次の3つのステップで求めます。順番に見ていきましょう。

1「順行」か「逆行」かを決める

まず、大運をどちら向きに数えていくかを決めます。これは生まれ年の十干(年干)の陰陽と性別の組み合わせで決まります。

年干の陰陽性別向き
陽の年男性順行(じゅんこう)
陰の年女性順行(じゅんこう)
陽の年女性逆行(ぎゃっこう)
陰の年男性逆行(ぎゃっこう)

※陽の十干=甲・丙・戊・庚・壬/陰の十干=乙・丁・己・辛・癸。
覚え方:「陽男・陰女は順行」「陰男・陽女は逆行」。

2生まれた時から「節入り」までを数える

次に、生まれた瞬間から節入り(せついり)までの時間を数えます。節入りとは、四柱推命で月が切り替わる境目のこと(立春・啓蟄・清明・立夏・芒種・小暑…と続く「節」の日時)です。

向きどちらの節まで数えるか
順行生まれた後にくる「次の節入り」まで(未来へ数える)
逆行生まれる前にあった「直前の節入り」まで(過去へ数える)
やさしい言い方
順行なら「次の節まであと何日?」、逆行なら「前の節から何日たった?」を数えるだけです。
3その月の「節の長さ」で割って、年数に置きかえる

最後に、②で数えた時間を、その月の節の長さ(前の節から次の節まで・約29〜32日)で割り、10年(120ヶ月)に当てはめて換算します。これが立運です。

計算式:「節までの時間 ÷ その月の節の長さ × 120ヶ月」(ヶ月未満は四捨五入)。出てきた月数を「○年○ヶ月」に直します。

節の長さがちょうど30日なら
3日 = 1年
1日 = 4ヶ月
6時間 = 1ヶ月

「3日=1年」は、節の長さが30日のときの目安です。実際の月は29〜32日あるので、固定の「3日=1年」で割ると数ヶ月ずれます。必ずその月の節の長さで割ります。

実例で見てみよう(1981年6月10日 22時28分・女性)

この人の場合
① 向きを決める
生まれ年は 辛酉(かのと・とり)の年。年干は 辛(かのと)=陰。
陰の年 × 女性 → 順行(じゅんこう)。
② 節入りまでを数える
順行なので、生まれた後の次の節入りまで数えます。
この人は「芒種(ぼうしゅ)」の節に入ってから約4日18時間後に生まれています。順行では、その次の節「小暑(しょうしょ/7月上旬)」までの時間を数えます。
③ その月の節の長さで割って換算する
次の節(小暑)までの時間は 26日15時間44分。この月の節の長さ(芒種→小暑)は 31日10時間19分です。
26日15時間44分 ÷ 31日10時間19分 × 120ヶ月 = 約102ヶ月 = 8年6ヶ月。
(固定の「3日=1年」で割ると8年11ヶ月になり、合いません)
立運は 8年6ヶ月(順行)

→ この人は 8歳6ヶ月ごろから最初の大運が動き出します。それまで(0歳〜8歳6ヶ月)は第一運=月柱の甲午が運を受け持ちます。

0歳〜8歳6ヶ月
甲午
第一運・月柱
8歳6ヶ月〜(1989年〜)
乙未
偏官
18歳6ヶ月〜(1999年〜)
丙申
印綬
28歳6ヶ月〜(2009年〜)
丁酉
偏印

※この立運の値は、ツールの計算エンジンが分きざみで同じ計算をして確定したものです。

気をつけること

境界ケースに注意
生まれた時刻が節入りのすぐ直前・直後だと、どちらの節を使うかで結果が大きく変わり、立運の計算が不安定になります。この場合は先生の早見表や手計算での確認をおすすめします(生まれた時刻がわからないときは、ツールでも「節入り日の可能性があります」と注意を表示します)。上の例は節入りから4日以上たっているので、境界ケースではありません。

まとめ

POINT
立運=大運が動き出す年齢
① 順行/逆行を決める(陽男・陰女は順行/陰男・陽女は逆行)
② 節入りまでの時間を数える(順行は次の節/逆行は前の節)
③ その月の節の長さで割って年数に置きかえる(目安:3日=1年)