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墓庫開冲

ぼこかいちゅう ── “蔵(くら)”が冲(ちゅう=ぶつかって揺れる関係)で開いて、眠っていた力が動く

墓庫開冲(ぼこかいちゅう=しまっておいた力が開く・動き出すサイン)とは
十二支のうち辰・戌・丑・未の4つを四庫(しこ)といい、それぞれがある五行の“蔵(くら)”になっています。蔵は普段閉じていて中の力は眠ったまま。
そこへ冲(辰戌冲・丑未冲)が当たると、蔵の扉が「開庫(かいこ)」——眠っていた力が表に出て動き出します。逆に三合・六合がかかると「鎖庫(さこ)」=扉が閉じ気味に。
「蔵を叩いて開ける」ので、これも冲=動の働きの一つです(天戦地冲・解空と同じく、冲は“動かす力”)。

四庫=五行の蔵 辰戌丑未に何が眠るか

庫(支)蔵す五行冲で開く相手
辰(水庫)水戌と冲で開く
戌(火庫)火辰と冲で開く
丑(金庫)金未と冲で開く
未(木庫)木丑と冲で開く

何の“庫”になる? 蔵す五行が、日主から見て何か

庫が蔵している五行が、日主(自分)から見て何の通変かで、開いたとき動くものが変わります。

蔵す五行が…庫の名前開くと動くもの
財(我剋)財庫眠っていた財が表に出て使える形に=発財。貯めた力をお金や成果に
官殺(剋我)官庫地位・仕事・責任が動く。昇進・役割・キャリアの発動
印(生我)印庫学び・資格・後ろ盾・書類・不動産が動く
食傷(我生)食傷庫才能・表現・発信が一気に動く。作品・技術が花開く
比劫(同)比劫庫仲間・協力・独立心が動く。人と組む/自立に踏み出す

いつ開く? 開閉のルール

開庫・鎖庫のタイミング
・命式の中にすでに冲がある(例:辰と戌が両方ある)=生まれつき開いている庫。
・命式に片方だけなら普段は閉。大運・年運でその“冲の相手”が巡ってくる年に開庫します。
・その時に三合・六合もかかると鎖庫(閉じ気味)=力が動きにくくなります。
開庫は「眠っていた力が動く好機」。財庫なら発財、官庫なら仕事の飛躍——前向きに、その西暦・年齢を添えて伝えます。
例題
日主己(土)の人の命式に辰がある。何の庫? いつ開く?
→ 辰は水庫(蔵す五行=水)。己土から見て水は財(土剋水)だから財庫。
普段は閉じていますが、辰の冲=戌が大運・年運で巡ってくる年に開庫=眠っていた財が表に出て使える形に=発財の好機。
※もしその年に三合・六合(例:申子辰などで辰が合う)もかかると鎖庫=開きにくくなります。
同じ己土でも、未(木庫)なら官庫(仕事)、戌(火庫)なら印庫(学び)、丑(金庫)なら食傷庫(才能)になります。

まとめ

POINT
・四庫(辰戌丑未)=五行の蔵:辰=水庫/戌=火庫/丑=金庫/未=木庫
・冲(辰戌・丑未)で開庫=眠っていた力が動く/三合・六合で鎖庫=閉じ気味
・蔵す五行が日主から見て何か=財庫(発財)・官庫(仕事)・印庫(学び)・食傷庫(才能)・比劫庫(仲間)
・命式に冲があれば常時開、なければ大運・年運でその冲の支が巡る年に開く——当ツールが自動で判定